マレー系、中華系、インド系の他民族が混ざり合って生活していますので、マレーシアのお正月は1年に4回あります。
一つ目は、1月1日のニューイヤーで日本でお祝いするお正月。このお正月はあまり盛大にお祝いしません。
二つ目は、ハリラヤ・プアサと呼ばれる断食(ラマダン)明けのマレー系によるお正月。
三つ目は、ヒンドゥー教のお正月でディパパリ。
そして、四つ目のチャイニーズニューイヤー。
2024年のチャイニーズニューイヤーは、2月10日から12日でした。
マレーシアの総人口の約三割は、中華系ですので、ショッピングモールなどに行くと盛大にお祝いします。
せっかくマレーシアにいるなら、マレーシアのローカルの人とお祝いしてみてはいかがでしょうか?
縁起がよいとされる赤色のデコレーションが豪華に飾り付けられています。
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マレーシア チャイニーズニューイヤーとは?
チャイニーズニューイヤーは、旧暦上での1月1日で、日本では春節として馴染みがあるかもしれません。
数年前は、中国人の爆買いなどがありましたが、これはチャイニーズニューイヤーのために日本に訪れてショッピングを楽しんでいました。
また、旧暦上でのお祝いであるため毎年チャイニーズニュイヤーは新暦上では変わります。
2024年は2月10日からチャイニーズニューイヤーとしてお祝いが始まります。
また、中華系の方は、1週間お休みになるので、仕事が進まない。笑
一緒に休んじゃいましょー!!
また、チャイニーズニューイヤーの前日から花火が盛大に打ちあげられます。
私が初めて、チャイニーズニューイヤーを見たときは、単純に危ないと思いました。笑
チャイニーズニューイヤーの期間中、昼夜問わず、花火が鳴り響いているからです。
今は、チャイニーズニューイヤーの爆音に慣れてしまいました。
むしろ、一緒に爆音を家族や友達と楽しむ心意気が良いと思います。
この爆竹ですが、テンションが上がって、鳴らしている訳ではなく、ちゃんと意味があります。
爆竹の意味としては、魔を払い幸運を呼び込むとされています。
大晦日の日付が変わる『ねの刻』ごろに1年で最も盛大な爆竹を鳴らすのが習慣として定着しました。
これを『閉門爆竹(へいもんばくちく)』と呼ばれています。
マレーシア チャイニーズニューイヤーの挨拶と風習
日本でも『あけましておめでとうございます』と新年をお祝いするようにチャイニーズニューイヤーで、中華系マレーの方は、『ゴンシーファーツァイ』といいます。
この意味は、『お金持ちになりますように』という意味です。
なんとも直接的!!
お金があって損はないですが、新年のお祝いの言葉が『お金持ちになりますように』という挨拶として使用するのは、ユニークな文化ですね。
そして、アンパオをもらいます。
アンパオとは、日本でいうとお年玉を意味しています。
日本と同様に、両親や祖父母が子どもに渡したりします。
ただし、未婚者もアンパオを貰えます。
子どもと比較すると少額のようですが、チリも積もれば、ということで未婚者にとってもお祝いしてほしいので、実家に帰りますね。
私が中華系マレーでしたら、アンパオいただけました!!笑
アンパオは中国語で『紅包』と書きます。
日本のお年玉では、可愛いポチ袋などにお金を入れますが、その名の通り赤いポチ袋にお金を入れて渡すのが伝統となっています。
マレーシア チャイニーズイヤーでの食事
中華系マレーの方は、『イーサン』を食べます。
イーサンは、日本でいうとお節料理のようなもので、おめでたい料理で料理にそれぞれ意味があります。
中国語で『魚生』と書いて『イーサン』と読みます。
イーは、豊かさ、サンは、上昇を意味しており、イーサンで『富の増加』を表す言葉になっています。
メインの食材は、サーモン、高級食材を使用するときはアワビなどをイーサンに加えられます。
そこでに、細切りにした人参、大根、キュウリ、キャベツ、ピーナッツなどが入っています。
このイーサンの食べ方が大胆!
こぼれてもよいからとりあえず、盛大に混ぜるのがよいとされています。
日本のおせち料理のように、食材にも意味があります。
例えば、刺身は長生き。柑橘系の果物は繁栄。ゴマなどの調味料は幸運を引き寄せるという意味です。
イーサンは、デパートなどでも購入可能ですし、作り方も難しくありませんので、家族や友達と集まって盛大にお祝いしましょう!!
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マレーシア チャイニーズイヤーの赤いデコレーション
赤い色は縁起が良いとされています。
ショッピングモールや中華系のお家は、赤色の提灯やその年の干支の動物が飾られています。
盛大にデコレーションされていることが特徴です。
マレーシア チャイニーズニューイヤーのライオンダンス
ライオンダンスとは、日本でいうと獅子舞のことです。
ライオンダンスには邪気を払い、幸運を呼び込む力があるといわれています。
マレーシアのショッピングモールに行くと太鼓や笛の音と合わせて、ライオンが登場し、モール内を踊りながら回っています。
是非、一度、御覧ください。
ちなみに、現在マレーシア在住歴3年の中で編み出した「男性必見!!マレーシア旅行を楽しむための知っておくべき5つの知識」
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