マレーシアでよく食べられるヌードル料理といえば、ラクサ!
このラクサが実はかなり、奥が深い。
一概にラクサを食べに行こうと言われてもラクサの種類が多いのが特徴。
そんなラクサについて、ご紹介します。
ちなみに、現在マレーシア在住歴3年の中で編み出した「男性必見!!マレーシア旅行を楽しむための知っておくべき5つの知識」
詳しくはこちらからどうぞ ⇒ https://note.com/syomatsu/n/n95bb53966f2a
マレーシア ラクサのルーツ
元々は、中華系の料理で豚が使用されていないため、イスラム教徒も食べられ、マレーシア全土に広がったヌードル料理。
日本のラーメンも九州のとんこつラーメン、北海道のみそバターなど各地で食べられるラーメンの味が違うように、ラクサもご当地ならではの味が楽しめます。
ラクサの語源は、サンスクリット語で『多様』という意味です。
そのため、ラクサには、様々な種類のラクサがあるのが特徴で、いろんな味を楽しんでください。
マレーシア ラクサの種類
ラクサは、ご当地によって味が異なりますが、共通している点は、ラクサとはスパイスハーブを使用したスープになります。
あとは、ご当地の味を満喫するだけ!笑
そのため、土地名をつけたラクサの名前がついています。
例えば、ペナンラクサやサラワクラクサなどが土地名をつけたラクサです。マレーシア国内旅行するときに、是非ラクサ屋さんに行ってみてください。
いろんなラクサの味を楽しめます。
マレーシア カレーラクサ(クアラルンプールラクサ)
クアラルンプールで良く食べられるラクサで、カレーとココナッツミルクを混ぜ合わせた、『ザ・東南アジア』という見た目が良いですよね!
カレーラクサは、海老の出汁が効いており、ココナッツミルクでマイルドの味わい。
口に入れたときはまろやかな味わいを楽しめます。
食事を進めていくと辛味が徐々に出てきて、汗がじわり。スパイシー好きにはたまらない味わいです。
スープの中身は、鶏肉、魚のすり身(お気に入り)、油揚げなどが含まれており、お店によって異なります。
スパイシー好きの方には、唐辛子ペーストを別皿で注文すれば、お好みの辛さにも調整できます。
マレーシア アッサムラクサ
アッサムラクサは、酸味の効いたラクサで、アッサムの意味は、『酸っぱい』という意味です。
アッサムラクサは、マレーシアのペナン州で食べられます。
2011年のCNNが発表したグルメランキングで、世界第7位にもランクインしている、世界が認めた味。
タマリンドーのフルーティーな酸味と唐辛子の辛味が効いたスープにサバなどの青魚の身を砕きスープに加えます。
また、海老を発酵させた真っ黒いソースをお好みで追加。
存在感のある味が完成!
日本では味わえない唯一無二の味わいは、また食べたくなること必須。
ペナンに行くときは、是非、アッサムラクサを食べて見てください。
マレーシア ニョニャラクサ
マレーシアのマラッカ地方で食べられる、ニョニャラクサ。
マラッカは、パパ・ニョニャ文化で栄えたユネスコ世界文化遺産にも登録されている都市です。
1400年に、インドネシアのスマトラ島の王子によって建国され、イスラム教を積極的に導入し、現在のマレーシアの原型とも言われています。
マラッカに訪れたら是非、食べてほしいのがこのニョニャラクサ!
カレーラクサよりも辛みが控えめで、レモン、シナモン、八角などの多くのスパイスが使われているのが特徴。
食べる直前に、リウマと呼ばれるすだちに似た果物をギュッと絞り、爽やかな酸味の味をプラス。
マラッカに行く際は、是非、食べてみてください。
マレーシア サラワクラクサ
ボルネオ島サラワク州で食べられるラクサ。
マレー半島ではなかなか食べられないので、是非、ボルネオ島に行くときは食べて欲しいサラワクラクサ。
麺の基本は、ビーフンで健康的な麺を使用、ただし他にも、卵麺や米粉で作られたクイテオ麺など様々な麺が使われます。
スープは、カレー味や鶏スープなどその日の気分によって楽しめます。
なんでもありじゃんと思うかもしれませんが、サラワクラクサの特徴としてはラクサの上に黒コショウが使われます。
サラワク州は、黒コショウが名物。ちなみに、日本に輸入されている黒コショウの約60%がマレーシアのサラワク州からきています。
名物の黒コショウに山椒の香りが効いているのが、他とは異なるラクサが特徴です。
ちなみに、現在マレーシア在住歴3年の中で編み出した「男性必見!!マレーシア旅行を楽しむための知っておくべき5つの知識」
詳しくはこちらからどうぞ ⇒ https://note.com/syomatsu/n/n95bb53966f2a
マレーシア ご当地ラクサ、こんな種類も!!
ケダ州で有名なケダラクサ。昔、泥棒がケダ州のラクサ屋台に入り、警察が先回りして捕まったというエピソードがあります。
このエピソードからケダ州のケダラクサは、泥棒が素早くお腹を満たすことができる安くて早いのが特徴!
ジョホールのラクサは、スパゲッティの麺を使用しています。厚揚げや野菜をたっぷり乗せて魚のタレにあえて食べる冷やし中華風の味。
しかし、お祝いの席でいただく特別料理なため、屋台料理では食べられません。
マレーシアのラクサは、このように奥が深い!マレーシアでラクサを食べるときは、いろんな文化が継承されている過程を感じながら食べてみてください。
ちなみに、現在マレーシア在住歴3年の中で編み出した「男性必見!!マレーシア旅行を楽しむための知っておくべき5つの知識」
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